飛行機と地上で宇宙線観測結果を比較 - iPad Air (3rd Generation)

地上と飛行機の中とで測定データを比較しました。

Device: iPad Air (第3世代)
計測時間:3時間47分
閾値:70

高度約1万メートルは空気シャワーを生成する前の一次宇宙線と、一次宇宙線が空気と反応て生成する空気シャワーに含まれる二次宇宙戦の両方が存在します。一方で地上は環境放射線と二次宇宙線の両方が存在します。今回の測定では空中でより多くのイベント候補が検知されました。使用したデバイス iPad Air(3rd Generation)は我々がテストに使用しているデバイスの中でも、最もノイズレベルの高い機種であり、測定の閾値は自動設定で最大の70になります。つまり、0から255の明るさのレベルのうち、0から70まではノイズに埋もれて計測できないことを意味します。このようなノイズの多いデバイスにおいても、約2.75倍のデータが計測できました。
宇宙線の強度は地上と1万メートルでは約100倍とも言われますが、そらまめが飛行機の機内で計測できる宇宙線"ミューオン"だけに注目すると5倍程度と考えられます。今回の測定の結果については、より詳細な解析と考察を続けます。

Flight

2024 Feb 28 13:56 - 17:43

Taking data with soramame in fligjt

Ground

2024 Jan 17 22:01 - Jan 28 1:28